空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎の話
「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」観た。
なんだこのとんでもチャイニーズファンタジーホラー映画…。
邦題詐欺にあった。
主人公空海じゃない。化け猫。化け猫の一生じゃん。
冒頭に猫が喋った時点で「思ってたのと違う!!!!!!!!」ってなって、そっから最後まで思ってたのと違った。
あらすじくらい把握しておけばよかった。これから観るひとは全員あらすじ読んでから行ってほしい。びっくりしちゃうから。映画館にびっくりの空気流れてたから。みんな戸惑ってた。年齢層高めな客席だったし余計に。
こっちがどうやってこの映画を楽しもうかを必死に模索してるときに、勝手に話が進んでて、勝手に謎にたどり着いてんだよ。こっちはまだ謎だと思ってないんだよ!なにが謎なんだよ!
カンフーヨガもびっくりすると思う。カンフーヨガからカンフーとヨガを抜いたような話。
つまり、無。
一体何を見せられていたのか。
でも面白かったっちゃ面白かった。
終始男2人の物語なので…。
実質空海と白楽天のデートムービー。2人がわちゃわちゃ長安を楽しんでる様子が見れる!そこは評価したい。
男2人、義兄弟もあるしね。
正確には義兄弟ではないけど、まあほぼ義兄弟。
めっちゃ良い〜〜〜!!!って叫びたかったけど、良識があるから鼻息だけでおさめた。
めっちゃ良かった。
あと、なんといっても豪華だった。すっごい豪華。
セットがすごくて…話はよく分からないけどそっちに騙されて高揚した。
極楽の宴のシーンは間違えてグレイテスト・ショーマンのスクリーンに入っちゃった?って思った。
こう考えると良いところもたくさんある映画だったんだな。
理解できなかったのはパディントン2の成功体験から私がおおまかな内容すら把握せず突撃したせいです。
話を理解した今こそ、空海を見るべきなんだ。
空海を見よう。