アレルギー検査の話

今年の春、6千円払ってアレルギー検査を受けた。

 

2週間ほど、鼻水が止まらなくなってしまったからだ。

 

ちょうど花粉症真っ盛りの時期で、「これはもしや…なんだか普通の鼻水と違う気がする…都会に出て3年経ったもん…」と疑ったし、周囲の人間からも「仲間入りだね」「アレグラあげる」「現実を受け入れろ」と散々煽られた。

 

そもそも、父と妹が重度の花粉症で、母と弟はアレルギー性鼻炎持ち、私もきっと何か来るなとずっと思っていたこともあり、「絶対に何かしらのアレルギーを持っているはずだ!」と息巻いてアレルギー検査に挑んだ。

 

 

6千円のアレルギー検査の正式名称は『Viewアレルギー39検査』

 

名前の通り、全部で39個の検査項目がある。

ハウスダストやら米やらゴキブリやらその他諸々。

 

反応量?によって0から6まで7つのクラスに分けられる。6が重症。

 

そこまで高いクラスではないだろうけどスギ クラス2くらいじゃない??とソワソワしながら採血され、待つこと1週間。

 

 

結果。

 

 

全39検査項目、クラス0だった。

 

 

いや、6千円も払ったのに、0ってなんだよ。

 

せめて1個くらい、生きるのに支障がない程度に、なんか少しは反応しろよ!!と。

というか、鼻水はなんだったんだよ!?と。 

 

こんな結果、六千円をドブに捨てたようなものだ。

 

採血で2回失敗されて鬱血したことにも文句を言わず我慢したのに。

 

あんまりだ。

 

でも、アレルギーのない健康体は紛れもなく素晴らしいし、きっとこれが正常で、この検査を受けた世の中の多くの人は0が並ぶ結果を見て同じ気持ちになっているんだろう、そう信じていた。

 

 

先日、検査を受けた友人から、衝撃の報告を受けた。

 

 

「39項目中37個で陽性だった」

 

 

日本国民の平均はどこにある?