レゴバットマン ザ ムービーの話

レゴバットマン ザ ムービーを観た。

何故この映画を観たのか。

それは勿論ツイッターで「レゴバットマンはBL」という感想を見かけたからだ。

私の行動原理は常に「そこに萌えがあるか」

萌えたい!という純粋な情熱が、私を日曜朝6時に起こし、朝8時からの回に赴かせる。


そんなワクワクを胸に観た、感想。


バットマン×ジョーカーだった。

なんて良質なBLなんだ!ありがとう!

ジョーカーの誘い受けっぷりに度肝を抜かれた。

「お前の特別は俺だろ!?」「お前に俺の気持ちは分からない」「俺に嫌いって言えよ!!」「俺の方が嫌いだ…!」
興奮していて記憶が曖昧だが、大体ずっとこんな事を言っていたと思う。

レゴバットマン ザ ムービーは、バットマンジョーカーの気持ちを受け入れ、また自分の素直な気持ちを認める物語だった。
ハッピーエンドに涙が出た。

ナルシストでお子ちゃまなバットマンの父性が開花する過程も良かった。

先日読んだ本で「男はウルトラマン思考」と書いてあり、バットマンは完全にウルトラマンだなーと思いながら見ていて、まあバットマンバットマンというスーパーヒーローなのだが、そんなバットマンに自分を尊敬して全幅の信頼を寄せてくれる息子が居ることって、今後もバットマンがヒーローであり続けるためにすごく大事なんじゃないかなぁとそこにも涙…。

とにかく今後のロビン×バットマンに大いに期待。


しかし、バットマン琥珀さん/ジョーカー=九十九さんだった。

過去のトラウマに囚われて周囲の人間の思いを受け止められない所とか、それでも何度でも諦めずに説得する所とか。

バットマンがロビン達を犬みたいな可愛い乗り物に乗せて避難させた後に1人でジョーカーの元へ行った後の、あのバットマンジョーカーのシーン、あれは完全にHiGH&LOW THE MOVIEだった。

大勢vs大勢で大乱闘するシーンもあるし、レゴバットマン ザ ムービー自体が実質HiGH&LOW THE MOVIEだったのかもしれない。