私が見た「ベリカ二号機」の話
ラストの屋上のシーン
初号機「やっぱりここにいた」
二号機「何しに来たの、今更」
初号機「確かに私は、貴女みたいに完璧にはなれない!でも私は、私だからなれるアイドルになりたいの!」
二号機「トークもできない、ブログもろくに書けない、そんな貴女がどんなアイドルになれるって言うの」
ベリカ初号機「私はできないことばっかり。でも私はできないからこそ色んな人が応援してくれるの!そうやって応援してくれる人がいるから、その人たちに応えなきゃって思えるから、私は頑張れるの!最初から完璧じゃなくて、応援してもらわなきゃ何もできない、私だから出来ることがあるんじゃないかって、そう思ったの。
それに私、こう見えてギャグだって持ってるし、結構手脚長いし、あとは、あとは、あれ、何だっけ…」
二号機「フフッ…分かったわ。もうちょっとだけ貴女がどんなアイドルに成長するのか見届けてあげる。でも覚えといて、貴女に見切りをつけた時はまた私が現れるってことを」
そう言って屋上から立ち去ろうとする二号機。
パァンッ
パンパンパンパンパンパンッ
ドサッ
初号機「………バーカ」
二号機が最期に見たのは、銃を握り穏やかな笑みを浮かべるベリカ初号機の姿だった。
~fin~
私の中でのベリカ二号機はこうだった。
(ロボットって銃で倒せるのか?)
本人に限りなく近いキャラクター演技系個人PVでも、同じくtypeBに収録されている守屋茜軍曹のパーフェクト寝起きドッキリはイメージとフィクションの割合が絶妙で、軍曹がとても可愛く魅力的に見えたのに。
何故こんなことになってしまったのだろう。
何故、何故梨加ちゃん本人に「私もこんな風に喋れたらな…」「私は私なりに頑張ってたんだけどな」「私は何もできない」「できないから応援してくれるの!」などと言わせてしまったのだろう。
渡辺梨加の「頻繁に奇跡を起こす」「細かく指示されたことは想像以上に上手くこなす」というサイコな部分が、ロボットというSF設定に非常にマッチしていて、予告の段階ではとても楽しみだったのに。
私は悲しい。
渡辺梨加に自分がポンコツだと言わせ、肯定させたことが悲しい。
これが個人PVになってしまったことが悲しい。
渡辺梨加本人が賛否どちらの感情を持って演じていても悲しい。どう転んでも悲しい。
悲しいけれど、二号機を演じる声が低い梨加ちゃんが好きだから何度も見てしまう。
初号機「やっぱりここにいた」
二号機「何しに来たの、今更」
初号機「確かに私は、貴女みたいに完璧にはなれない!でも私は、私だからなれるアイドルになりたいの!」
二号機「トークもできない、ブログもろくに書けない、そんな貴女がどんなアイドルになれるって言うの」
ベリカ初号機「私はできないことばっかり。でも私はできないからこそ色んな人が応援してくれるの!そうやって応援してくれる人がいるから、その人たちに応えなきゃって思えるから、私は頑張れるの!最初から完璧じゃなくて、応援してもらわなきゃ何もできない、私だから出来ることがあるんじゃないかって、そう思ったの。
それに私、こう見えてギャグだって持ってるし、結構手脚長いし、あとは、あとは、あれ、何だっけ…」
二号機「フフッ…分かったわ。もうちょっとだけ貴女がどんなアイドルに成長するのか見届けてあげる。でも覚えといて、貴女に見切りをつけた時はまた私が現れるってことを」
そう言って屋上から立ち去ろうとする二号機。
パァンッ
パンパンパンパンパンパンッ
ドサッ
初号機「………バーカ」
二号機が最期に見たのは、銃を握り穏やかな笑みを浮かべるベリカ初号機の姿だった。
~fin~
私の中でのベリカ二号機はこうだった。
(ロボットって銃で倒せるのか?)
本人に限りなく近いキャラクター演技系個人PVでも、同じくtypeBに収録されている守屋茜軍曹のパーフェクト寝起きドッキリはイメージとフィクションの割合が絶妙で、軍曹がとても可愛く魅力的に見えたのに。
何故こんなことになってしまったのだろう。
何故、何故梨加ちゃん本人に「私もこんな風に喋れたらな…」「私は私なりに頑張ってたんだけどな」「私は何もできない」「できないから応援してくれるの!」などと言わせてしまったのだろう。
渡辺梨加の「頻繁に奇跡を起こす」「細かく指示されたことは想像以上に上手くこなす」というサイコな部分が、ロボットというSF設定に非常にマッチしていて、予告の段階ではとても楽しみだったのに。
私は悲しい。
渡辺梨加に自分がポンコツだと言わせ、肯定させたことが悲しい。
これが個人PVになってしまったことが悲しい。
渡辺梨加本人が賛否どちらの感情を持って演じていても悲しい。どう転んでも悲しい。
悲しいけれど、二号機を演じる声が低い梨加ちゃんが好きだから何度も見てしまう。
二号機の無感情な物言い、素直に興奮する。