2通目のメールの話

得意先のアラフォー男性から2通のメールが来た。

「私さんは話が面白いですよね。今度飲みに行きませんか?2人じゃなくてもいいので」

1通目の30分後

「ごめんね、無理なら無理って返事でも大丈夫ですよ」

私はメールが来た時、ちょうど飲み会の最中で、つまりバリバリの定時後に上のようなメールが送られてきていたわけだ。

結論から言うと、キモい。

キモいと感じる理由はいくつかある。

まず話が面白いからって言われても直前に会っていたわけでもないのに何を言ってんだって感じだし、会って話をしてる時もお前から話を振ってきたことないのに何飲みたいとか言ってんだって感じだし、私が仕方なく話を振ってやってる時もリアクション薄いくせに何メールしてきてんだって感じだし、諸々。

あと、とにかく1通目に返事がなかったからと言って2通目を送ってくるところが滅茶苦茶キモい。

「あ、返事がないどうしよう困らせたのかな?」と思って2通目を送ってきてくれたんだとしたら
ご名答、困ってるので最初から送ってこないでもらえますか?

何を思ってメールしてきたのかは分からない。

純粋に私という人間が研究対象としてとても興味深かったのかもしれない。

ありがとう、どんな理由であれ心底迷惑だ。


こういうお誘いは多々ある。

若い女性営業は無料のキャバ嬢とでも思われているのだろう。

そりゃ得意先の人間からしたら、自分より立場が弱くて愛想が良い若い女はね、飲みに誘いやすいだろう。


ただ勘違いしないでほしい。

得意先にいる間、正の感情は一切ない。

あるのは「仕事だから」。

本当にこれだけだ。

自分の財布から出しているわけじゃないから忘れがちになるのかもしれないが、会社間では金銭のやり取りが発生している。

あくまで、仕事のため、金のために、ニコニコと大げさにリアクションを取りながら話を聞き、積極的に会話を繋げようとしているのだ。

「無」だ。

ぶっちゃけ3年間で楽しいと思ったことは片手で数えるくらいしかない。あとは「無」と「苛立ち」。

頼む。

これからも、定時までは取り繕う。

だから、就業後まで侵食してこないでくれ。

貴重なプライベートに、仕事関係者から来る連絡ほど腹が立つものはないんだ。
よく知る社内の人間でもコッソリ罵倒してるんだ。社外の人間なんて脳内でボコボコにしてしまうに決まってる。

頼む。

仕事なんだ。

それ以下はあり得るが、それ以上はあり得ないんだ。

相手が登坂広臣だったら嗚咽しながら諸手を挙げて喜ぶが、そこらへんのおじさんは目に入ったゴミなんだ。


頼むから、私のことを人として好いてくれているのであれば、今以上に商品を買ってほしい。

私はそれが1番嬉しい。

私と飲みに行く金があるなら商品を買ってくれ。

私はそれが1番助かるのだ。

そもそも私は飲み会が大嫌いだ。

どうせなら飲み会ではなくジャパンスネークセンターに誘ってくれ。


それでも私はこのメールに

「返事が遅くなってしまってごめんなさい!嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)是非飲みに行きましょう!上司が一緒でも良いですか??」

と返信してしまうのだろうな。


営業なんかクソ食らえだ。


おい妹。

絶対営業なんかになるなよ。