帝一の國の話

友人から前売り券を頂いたので、帝一の國を観てきた。


脳が沸騰した。


常時心が叫びたがってるんだ状態で、いつ奇声を発してしまうか気が気じゃなかった。


結論、めっちゃ萌えた。


何と言っても、ポスタービジュアルで一目惚れした大鷹弾…!!!!!!!!!


こんな完璧な男子高校生いるか??

顔良し(短髪より微長髪派、ホクロがセクシー)身体良し(共演者が小柄なこともあり比喩ではなく頭一つ大きい、何故ふんどしにならなかったんだ!!!!!!)頭良しで、おまけに父親が他界していて激貧、忙しく働いてる母の代わりに弟妹の面倒を見るエプロンつけて唐揚げ作る男子高校生!??

いやいや…勘弁してくれ。
最近の少女漫画にもこんな完璧な男子高校生いないのでは?


そして大鷹弾×赤場帝一が止め処なかった。

弾が帝一のピンチに駆けつけるし、帝一が弾に抱きついてそのまま弾がくるくる回ってるし、絶対黙ってるから私にはカミングアウトしてくれ。

弾がドアを蹴破って帝一を迎えに来たシーン、あの瞬間を額縁に入れて飾ろう。
違うことなく白馬の王子様だった。

続編では、弾が「お前がいないとダメだ」「お前を副会長にして良かった」って散々帝一の自尊心を高い高いしまくって最終的に「一生俺を支えてくれ」ってプロポーズするんだっけ?


しかし、赤場帝一、魔性の男だ。男だけど、ファム・ファタールだ…。
既に2人の男(東郷菊馬と榊原光明)が完全に狂わされている。
美美子も…可愛い…可哀想に…。


とにかく、見尽くせないくらい、各地で同時に噴火していて逃げ場がない。

供給過多~!!と絶叫しながら安らかな笑顔で眠りにつける最高の映画。

神様、RYOMA TAKEUCHIにホクロをつけてくれてありがとう!!

月組とから紅の恋歌の話

いつもは1人で遊んでいるが、ゴールデンウィークは久々に人と遊んだ。


まず、母と宝塚を観劇。

大好きな愛希れいかさんの所属する月組博多座に来るということで、初日に合わせて帰省。

長崎しぐれ坂は大変有り難いことに、

愛希さん→轟理事←珠城さん
                     ↓
                   江戸

という三角関係幼馴染BLで、非常にグッときた。
ラストは「舞音か!?」と思った。

ショーのカルーセル輪舞曲はまさちゃぴロスに陥っていて大劇場で観ない選択をしてしまったことを激しく激しく激しく後悔するくらい、はちゃめちゃに楽しいショーだった。

私が19歳童貞だったら、レディマンハッタン愛希さんに乗りこなしてもらう夢を見ていただろう。

終演後、比較的ミュージカルを観ていて私の好きなものに反論してくることが多い母が愛希れいかさんをベタ褒めしていて、ニヤリ…。


そして1年半振りに人と一緒に映画を観た。

名探偵コナン から紅の恋歌

コナンくんと服部くんの人間離れした運動能力に爆笑しつつ、所々出てくる服部くんの超良い男っぷりにトキめいた。

事件の本筋と百人一首の対戦が丁度良い割合で進んでいって、とても面白かった。

一緒に観た友人(研修医)の感想が「TV局爆破でコナンくんが火の中にいた時、『熱い!』って言ったから『気道熱傷かもしれない!大変!早く手当しなきゃ!』と心配したのに無傷で驚いた」で、1人で観たら絶対に出てこない意見だったので素直に感心。


1人は1人で楽しいけれど、そろそろ婚活ならぬ友活を始めようと心に決めた連休であった。

レゴバットマン ザ ムービーの話

レゴバットマン ザ ムービーを観た。

何故この映画を観たのか。

それは勿論ツイッターで「レゴバットマンはBL」という感想を見かけたからだ。

私の行動原理は常に「そこに萌えがあるか」

萌えたい!という純粋な情熱が、私を日曜朝6時に起こし、朝8時からの回に赴かせる。


そんなワクワクを胸に観た、感想。


バットマン×ジョーカーだった。

なんて良質なBLなんだ!ありがとう!

ジョーカーの誘い受けっぷりに度肝を抜かれた。

「お前の特別は俺だろ!?」「お前に俺の気持ちは分からない」「俺に嫌いって言えよ!!」「俺の方が嫌いだ…!」
興奮していて記憶が曖昧だが、大体ずっとこんな事を言っていたと思う。

レゴバットマン ザ ムービーは、バットマンジョーカーの気持ちを受け入れ、また自分の素直な気持ちを認める物語だった。
ハッピーエンドに涙が出た。

ナルシストでお子ちゃまなバットマンの父性が開花する過程も良かった。

先日読んだ本で「男はウルトラマン思考」と書いてあり、バットマンは完全にウルトラマンだなーと思いながら見ていて、まあバットマンバットマンというスーパーヒーローなのだが、そんなバットマンに自分を尊敬して全幅の信頼を寄せてくれる息子が居ることって、今後もバットマンがヒーローであり続けるためにすごく大事なんじゃないかなぁとそこにも涙…。

とにかく今後のロビン×バットマンに大いに期待。


しかし、バットマン琥珀さん/ジョーカー=九十九さんだった。

過去のトラウマに囚われて周囲の人間の思いを受け止められない所とか、それでも何度でも諦めずに説得する所とか。

バットマンがロビン達を犬みたいな可愛い乗り物に乗せて避難させた後に1人でジョーカーの元へ行った後の、あのバットマンジョーカーのシーン、あれは完全にHiGH&LOW THE MOVIEだった。

大勢vs大勢で大乱闘するシーンもあるし、レゴバットマン ザ ムービー自体が実質HiGH&LOW THE MOVIEだったのかもしれない。

チア☆ダンの話

チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜を観た。

良かった。

まあ、サブタイトルを見ればストーリーは全部分かるんだけど、試合のハラハラ感があまり好きではない私は逆に安心して見ることができた。

若い女の子が頑張ってる姿は、良い!

本当に一生懸命練習したんだろうなと思うと、自然と涙が溢れた。

そしてやはり広瀬すずは凄い…。

綺麗な顔をしているので、髪の毛を引っ詰めたり、皆と同じ格好をすると、逆に埋もれてしまって、チアダンス中はあまり目立たなかったように思う。

でも、彼女の、少しだけ横を向いた時の、あのスーーッと通った鼻筋を見ると、「しゅ、主人公だーーーー!!」と恐れおののく。

演技のことは分からないけど、彼女の演技は最大公約数で、多分多くの人に共感されるものなんじゃないかと思う。

「その表情!その言い方!それだ!!!!それが見たかったんだ!!」と思うシーンが多々あったのだが、こんな素人が考えつく演技を演技と思えない自然さでこなしていく彼女はまさに女優だと思う。

彩乃(中条あやみ)×ひかり(広瀬すず)も非常にバランスが良かった。
「ひかりは私の希望の光だよ」って言ってたよね?私の心には聞こえてきた。

なんとなく、サブタイトルで損をしているような気がするので、上映が終わる前に身近な人間に勧めたい。


…ただ1つ。

広瀬すず、茶髪はやめてくれ!!!!!

私が見た「ベリカ二号機」の話

ラストの屋上のシーン


初号機「やっぱりここにいた」


二号機「何しに来たの、今更」


初号機「確かに私は、貴女みたいに完璧にはなれない!でも私は、私だからなれるアイドルになりたいの!」


二号機「トークもできない、ブログもろくに書けない、そんな貴女がどんなアイドルになれるって言うの」


ベリカ初号機「私はできないことばっかり。でも私はできないからこそ色んな人が応援してくれるの!そうやって応援してくれる人がいるから、その人たちに応えなきゃって思えるから、私は頑張れるの!最初から完璧じゃなくて、応援してもらわなきゃ何もできない、私だから出来ることがあるんじゃないかって、そう思ったの。
それに私、こう見えてギャグだって持ってるし、結構手脚長いし、あとは、あとは、あれ、何だっけ…」


二号機「フフッ…分かったわ。もうちょっとだけ貴女がどんなアイドルに成長するのか見届けてあげる。でも覚えといて、貴女に見切りをつけた時はまた私が現れるってことを」


そう言って屋上から立ち去ろうとする二号機。


パァンッ

パンパンパンパンパンパンッ

ドサッ


初号機「………バーカ」


二号機が最期に見たのは、銃を握り穏やかな笑みを浮かべるベリカ初号機の姿だった。


~fin~


私の中でのベリカ二号機はこうだった。
(ロボットって銃で倒せるのか?)

本人に限りなく近いキャラクター演技系個人PVでも、同じくtypeBに収録されている守屋茜軍曹のパーフェクト寝起きドッキリはイメージとフィクションの割合が絶妙で、軍曹がとても可愛く魅力的に見えたのに。

何故こんなことになってしまったのだろう。

何故、何故梨加ちゃん本人に「私もこんな風に喋れたらな…」「私は私なりに頑張ってたんだけどな」「私は何もできない」「できないから応援してくれるの!」などと言わせてしまったのだろう。

渡辺梨加の「頻繁に奇跡を起こす」「細かく指示されたことは想像以上に上手くこなす」というサイコな部分が、ロボットというSF設定に非常にマッチしていて、予告の段階ではとても楽しみだったのに。

私は悲しい。

渡辺梨加に自分がポンコツだと言わせ、肯定させたことが悲しい。

これが個人PVになってしまったことが悲しい。

渡辺梨加本人が賛否どちらの感情を持って演じていても悲しい。どう転んでも悲しい。

悲しいけれど、二号機を演じる声が低い梨加ちゃんが好きだから何度も見てしまう。
二号機の無感情な物言い、素直に興奮する。

ああ、これから渡辺梨加の個人PVを担当される方は、どうか、パブリックイメージのみに引き摺られず、本人の可能性を引き出して欲しい。

贔屓目は勿論バリバリあるが、彼女は化け物だ、と思う、たぶん。

なんにせよ、スマホや鞄の持ち手を握る渡辺梨加の大きな手は本当に綺麗なので必見だ。

4月6日の話

梨加 それは 私が見た光


欅坂46、デビュー1周年おめでとう。

4thシングル「不協和音」がリリースされた。

正直、前3枚のシングルと比べると、表題曲もカップリングも曲・衣装・MVすべて劣っていると思う。

ただ、「不協和音を音楽番組でパフォーマンスする平手友梨奈」には前作以上に期待している。

きっと、不協和音で私が物足りないと思った部分を全て彼女が覆してくれる。

メンバーも言っていたが、平手友梨奈は同じ曲でも毎回異なるパフォーマンスをしていて、それがどれも素晴らしい。

これからも坂を駆け上る彼女たちに置いていかれないように、退職日を確定させよう。